SNS(2018.7.23)
 
私はインターネットというものを、約20年間続けている。
友人が乏しく、女に振られ(相手にされずという言い方が正しいか)、失意のどん底にいた私が、何か自分を変えたいと思って始めたのがインターネット。
確かにこれにより、知人、友人も増えた。結果的にはプラスになった側面が非常に大きい。
というのも、30代はネットの人間関係に比重が強く、職場の人間関係が著しく弱かったのだが、ネット人間であり続けるうちに、職場の人間関係も徐々に強くなっていった。ネットの経験が生きた、と断言はできないが、全く影響がなかったわけではあるまい。ようやく人として、社会人として、何とかなるレベルにはなったのかもしれない。

ネットという社会で、圧倒的に比重が大きいのはSNSであろう。いわゆるインターネットでメール交換から初めて、そこから「ご近所さんを探せ」という初期SNSサイトで知人、友人を見つけ始め。さらには自分自身でHPを立ち上げてからは、いわゆる歴史仲間も増え始めた。
そうこうしているうちに、mixiが隆盛を極め始めた。私も2006年に参加し、2007年には前述したように(散歩サークル)歴史散歩サークルを立ち上げ、今日に至る。現在、私の太い幹となっているものは間違いなくこれだ。
2010年代に入ってからはFACEBOOKにも加入。現在ではmixiよりもこちらでいろいろな事をアップすることが多くなった。同時に、ここにきてややmixiは疎遠になりつつあったが、何か遊びたい、飲食したい、と思うと時折mixiの他コミュでのイベントに参加する事はある。が、以前のように、友人を求める感じではもうない。

現在は、こういったSNSでの出会いが既に飽和状態であろう。私自身も、しゃにむな出会いはもう要らない。いや、そりゃ伴侶はほしいが。(笑)でも、それとてもうSNSから直接求めることはほぼなくなりそうだ。
大切なのは、自分の居場所を作ることであろう。
30代後半から40代半ばまでは、SNSに比重が強かったのだが、もはやここからは脱却しなくてはいけない。いや、いけないというと大げさだが、ここに多く強く求めることはしない方が賢明だろう。

SNSに依存するのではなく、あくまでもTOOLとして使いたい。とはいえ、いまだ私の活動の大手はmixiの(仮称)歴史散歩サークルなのも事実だ。これをやっていきつつ、別の居場所も探さなくてはなあと思う。
そのため、このHPも運営しているともいえる。

SNSの世界が本来の人間が営んでいる生活感とは違うものだと思う。人同士が会って話す、というのがいつの時代も根本ではないか?
といいつつも、私はやはりSNSを生涯続けるんだろうな・・・・なんだかまとまらない話になってしまった。



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