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朝倉義景の治政 ~信仰心篤き当主~ |
天文20年2月29日に義景は、この朝倉広景の二百年忌の法会を行った。そしてその十一年後の永禄5年7月19日には初代孝景の祖父教景の百年忌法会を弘祥寺で行い、自ら参列した。このように義景の時代は越前朝倉氏の祖広景から二百年、初代孝景の父祖から百年の節目にあたっていた。この間、義景は父孝景の三年忌、七周忌、十三年忌などの法会を本宅で執り行い、建仁寺の高僧を招いて香語を説法させた。永禄7年3月22日には、父孝景の十七年忌法事を行った。以上の様に朝倉義景は、先祖や父親の供養の法要を滞りなく済ませ、朝倉氏の当主としての務めを見事に果たしている。
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